ほどけるまでは、ならんであるく
- 南1-2ホール | W-18 (小説|純文学)
- ほどけるまでは ならんであるく
- エレクトロ・ウィッチ
- 書籍|A5
- 44ページ
- 500円
- 2024/12/1(日)発行
"マフラー"をテーマにした短編小説3編を収録。『南へ』(千代松かぴ)
駅でよしのを見かけた日、気が付くと高校2年生の冬に戻っていた「俺」は、今度こそよしのにマフラーを渡そうと渡そうと決心する。もしあの日の選択をやり直せたら、何かが変わるかもしれない。そんな期待を抱えながら……。
『遼ちゃん』(谷崎あめ子)
遼ちゃんを久しぶりに見る時はいつも、どこかしらが、少しだけ、前見た時とは変わっていた。名前、髪色、着ている服、恋人の有無……。クラスが上がって疎遠になっていた遼ちゃんと、昇降口の前で再会する、高校二年生の冬の雨の日の話。『初恋サバイバー』(私)
高校三年生の冬に破れた初恋をいまだ引きずって生きる大学生の「僕」は、母親が死んだことを知った日、東京のアパートを引き払うことに決める。手元に残ったわずかな荷物と、渡せなかったマフラーを成仏させるべく、「僕」の短い旅がはじまる。
