2024年8月。私は新卒から四年半勤めた職場を退職しました。両親の望むとおり地元に戻り、「安定しているから」という理由で団体職員として働いていました。しかし、入社直後から(なんなら入社前からですが)「ここは私の居場所じゃないな」というのは、ずっとわかっていました。
事務作業がイヤで仕方なかった、入社一年目。
広報課に異動し毎日が楽しくなった、入社二年目。
適応障害になり休職を経験した、入社三年目。
復職したけどしっくりこない、入社四年目。
それぞれの期間をまんべんなく取り上げるつもりでしたが、文章を書きたくなるのはどうしたって世の中に文句がある時だから、つい現状に対する恨み辛みの比重が大きくなってしまいました。しんどいこともたくさんあったけど、大好きな上司や同期に出会えたこと、そして「広報」という最高の仕事に巡り会えたことなど、うれしいこともちゃんとありました。
退職から二か月が経った今、過去のエッセイを読み返してみると、「それは私が悪いよね」と、我ながらうんざりしてしまう部分が多くありました。懺悔したいことが山ほどあります。でも、退職したことについて、後悔はありません。きっと時間が経ったら私は、過去の記憶を美化して、辛かったことを全部忘れて「あの頃はよかった」なんて言いかねないので、今の率直な気持ちを書き残しておこうと思います。未来の私が「あのとき退職しなければ……」なんて言い出した日には「働き続けた先にもきっと幸せはなかったよ」と突き返せるように書いたつもりです。
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団体職員になった·· 5
社会人一年目·· 8
不幸せでいたい·· 14
定時退社の女·· 18
嫌いな人·· 25
適応障害になった日·· 31
泣きたくないのに涙が出る人·· 38
感情はジェットコースター·· 43
ネガティブ・ケイパビリティ·· 45
休職期間の過ごし方·· 49
占いが好き·· 56
キックボクシングを始めた·· 62
サボりたいわけじゃない·· 67
年上の新しい担当者·· 74
職場の座席に馴染めない·· 79
飲み会からの脱走·· 84
ラフ・プロテクト·· 90
ただ、個人的に好ましい人·· 98
つながりの複数保持者になりたい·· 101
企画倒れ·· 106
将来の在り方·· 111
スペシャルゲスト·· 117
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