一次創作長編SF、「オリエント・オリエンス」の製本版です。
「ノベルアッププラス」にて掲載している同名作品と同内容です。
https://novelup.plus/story/649480093
内容は書籍用に再構成しています。
収録:第5章「黄昏揺らすアナロジー」、第6章「リフィルの跳躍」
形式:カバー付き文庫本A6版
分量:570ページ
表紙・裏表紙・本文内に描き下ろしイラスト有
●あらすじ
機械樹に覆われた街、シリカ・トーラスには青空がない。
昼夜の存在しない世界に生きるシリカ・トーラス市民は、人間の血に含まれる鉄分を捕食する「機序胞子」の襲撃に怯えて生きていた。
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目を醒ましたアイをトリオの一角に迎え入れ、ヒムフミとイナシアはバディとして日々対外防衛の任務にあたっていた。
夏の季節が訪れると、ノンフェラスたちはバッテリ採集のため、ケイ素の壁の外側の世界である「外界」に向かったが、そこで思いも寄らない事件が発生して――。
これは、継承される災禍と叡知の物語。