[いぬのせなか座叢書7]
https://inunosenakaza.com/book/20240617 いくつものときとばしょが 生きものや物たちのもとで折りたたまれてはひらかれ だれもしらない思弁的な時空間が この体のなかに降りてくる
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画家・評論家など多方面で活躍する著者が「自分のすべてがここに入っている」と語る、小説の新たな可能性を示す驚くべき初小説集。
連続講座、展覧会の開催にあわせ、ついに刊行。
『群像』『早稲田文学』『ことばと』などで発表された作品に、書き下ろしを加えた計7作品を収録。
--------------------- 発行:いぬのせなか座 発売日:2024年6月17日 判型:111mm×163mm 304ページ 造本:無線綴じ(PUR) カバーなし 編集:山本浩貴(いぬのせなか座) 装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座) 価格:1,980円(税込) ISBN:978-4-911308-07-3
--------------------- [著者] 古谷利裕 Toshihiro Furuya 1967年生まれ。画家、評論家。1993年東京造形大学卒業後、画家として2002年「VOCA展」(東京)、2004年「韓国国際アートフェア・日本現代美術特別展」(ソウル)、2008年「組立」(埼玉)、2011年「第9回アートプログラム青梅」(東京)、2015年「人体/動き/キャラクター」(東京)など、各所で活躍。 評論家としても、美術・小説・映画・アニメなど特定のジャンルに限らない活動を展開。『世界へと滲み出す脳』(青土社、2008年)、『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社、2009年)、『虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察』(勁草書房、2018年)など多数の著書が刊行されているほか、2010年~2019年には「東京新聞」美術評を、2020年には「文學界」新人小説月評を担当。 1999年11月には、自身のホームページにて「偽日記」(
https://furuyatoshihiro.hatenablog.com )を開始。以降「はてなブログ」への移転を挟みつつ24年以上にわたって連日更新されている同ページは、ひとりのアーティストの長期的な日記として、また日本の芸術・思想の特異なアーカイブとして、小説家・保坂和志をはじめ多くの人々から高く評価されている。近年は、「社会的チートの撲滅&死の恐怖からの非宗教的解放」をテーマとする集団「VECTION」(
https://vection.world )の主要メンバーとしても活動。
--------------------- 【関連企画】 [古谷利裕 連続講座] 「未だ充分に尽くされていない「近代絵画」の可能性について(おさらいとみらい)」
https://inunosenakaza.com/modern-painting 2024年1月から、ゲスト回含め全4回開催。アーカイブ販売中
[古谷利裕 個展] 2024年6月6日(木)~16日(日)、東京都内にて、約8年ぶりの個展を開催