こちらのアイテムは2023/11/11(土)開催・文学フリマ東京37にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京37公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

春を待ちながら

  • 第一展示場 | Q-12 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • はるをまちながら
  • ゆら
  • 書籍|豆本
  • 36ページ
  • 100円
  • 2019/3/24(日)発行
  • 卒業式の雰囲気の140字小説集です。短歌も少し。

    以下、試し読み。

    ・140字小説

    晴れやかな表情と、どこか浮き足立った雰囲気。友達と肩を叩き合うあの人も、明るく笑っている。

    この教室を出たら、きっと、もう会うことはない。そう思うと脚が動かなかった。

    毎年待ちわびていたはずの春が、今はこんなにも憎い。桜の花びらみたいに舞った雪に、まだ消えないで、とこっそり祈った。


    ・短歌

    「これかなぁ」慣れぬ様子で花選ぶ学生服の君に幸あれ


    見慣れない色の洪水目が眩むおまけのリボンに貰った勇気

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