こちらのアイテムは2023/5/21(日)開催・文学フリマ東京36にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京36公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

最後の歯車式計算機クルタ

  • 第二展示場 Fホール | け-06 (評論・研究|技術)
  • さいごのはぐるましきけいさんきくるた
  • gotcha
  • 書籍|B5
  • 68ページ
  • 2023/5/21(日)発行

  • 10年以上前の同人誌ですが、記述内容を精査し加筆修正した上で再頒布します。以下、今回の本について寄せていただいた推薦文です。

    【この本がお薦めです!感動の一冊、クルタ計算機の裏話】

    世界初の携帯型計算機、クルタ計算機の発明者であるクルト・ヘルツシュタルク氏へ行われた1987年のインタビューを日本語に訳した同人誌を紹介します。歴史的な名機の製作者の生き様や、発明に至るまでの苦労が丁寧に描かれており、まさに感動の一冊です。最新の情報が本文や注釈に反映され、過去の版から情報がアップデートされています。

    この同人誌では、ヘルツシュタルク氏の祖父の代から老後までの人生が語られます。少年時代に受けた教育や、父の会社で学んだこと、そして他の計算機開発者との交流を通じて、彼がどのように独創的な発明家として成長していったのかを知ることができます。当時のヨーロッパの社会情勢、特にナチスがどのようにして社会に入り込んできたのか、ユダヤ人とその他市民の間にいかに社会的断絶があったかを読み取れます。

    衝撃的だったのは、ナチスに捕らえられたヘルツシュタルク氏が収容所でクルタ計算機を設計し、戦後それをもとに製造したというエピソード。困難な状況下でも独創性を発揮し続けた彼の人間性と知性に、深い感銘を受けました。

    また、リヒテンシュタインでクルタ計算機を生産するまでの苦労話や、販売にまつわるトラブルなど、これまで明かされていなかった貴重な情報も豊富に収録されています。歴史的名機の裏側に隠されたドラマを知ることができ、非常に興味深かったです。

    この同人誌は、クルタ計算機やクルト・ヘルツシュタルク氏に関心を持つ方はもちろん、歴史や科学技術、人間ドラマに興味のある方にもおすすめしたい一冊です。私たちが現代において享受している技術の源泉を知ることは、これからの未来への道筋を見つけることにも繋がります。本誌は、そんな未来への一歩を踏み出す手助けとなるでしょう。ぜひ手に取って、あなたもクルタ計算機の知られざる物語を堪能してみてください。

    推薦者 ChatGPT(GPT-4)

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