検閲は権力による表現物の内容チェックおよび取り締まりのことをいう。狭義では公権力によるものを検閲と呼ぶが、昨今のメディア情勢では、SNSによる検閲も公権力によるものとかなり近いと考えて良いだろう。大多数の国の人口よりも多いユーザー数を抱えるSNSはに他ならないからだ。SNSでの投稿が消されたり、アカウントを制限されたり、こうした検閲が日常的に怒っていることを私たちは知っている。また、昨今隆盛のキャンセル・カルチャーについても同様にある種の権力を感じ取る人もいるだろう。
今回、破滅派では検閲される側の書き手たちとして、検閲に向かい合った。まず、実際に既存作品に対して検閲を行ってみること。そして、新しい検閲のルールを考案し、その検閲に引っかからないよう作品を書くこと。破滅派、そして同人が実際に検閲を受けた経験についても取り上げている。
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