寂しさを分かち合う出会いのファンタジィ。
*
「お嬢さん。アナタは絵を描きたいですか?」
現世から流れつく『モノ』たちが住まう異界に、少女はいつの間にか迷い込んでいた。
少女が出会った『絵巻屋』と『化身』と名乗る青年たちは、
この異界で存在があやふやな『アヤシ』を描くことによって、
『モノ』として定義・固定することを生業としている。
彼らは、行くあてがない少女に『写見(うつしみ)』と名付けて一旦そばに置くことにする。
『写見』は、『絵巻屋』のもとに次々と持ち込まれるトラブルに巻き込まれていき――
これは――『写見』と呼ばれた少女が、この世界で絵を描いていくまでの物語。
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