怪物がいた。私達よりも小さな怪物だった。
怪物よりも相応しい表現を私は思い付かなかった。怪しい生物が相応しいと思った。
化物とか未確認生物とか、そんな言葉では、あのつるつるとした怪しい黒さを説明することが出来ないと思った。
私達に街について。河の流れている私達の街について。
洞穴のなかの怪物について。幽霊について。くすんだエメラルド色をした河の底にいるものについて。
或いは、何処かに行ってしまったたけまるくんについてのお話です。
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