楽しい1日乗車券シリーズの外伝・第1作(シリーズとしては2作目、旅行記全体では32作目)。
ひとつの1日乗車券にスポットを当て、それを使った旅をするという旅行記シリーズ。
外伝の第1作となる本作は、2019年9月までの期間限定で発売されている『台東・墨田 東京下町周遊きっぷ』を使い、七福神を祀っている墨田区内の寺社を巡る『隅田川七福神巡り(正月限定)』で御朱印をいただく旅となっている。
隅田川七福神巡りは江戸時代に始まったとされ、今も多くの人々の信仰を集めている。
なお、本作は寺社巡りがメインとなっているため、シリーズの外伝とした。
キャッチコピーは『受け継がれて今も未来も』です。
世の中には幸運を招くものがたくさんある。七福神もそのひとつだ。東京の下町・墨田区にも、江戸時代から続けられてきた『隅田川七福神巡り』というものがあり、正月の江戸っ子の楽しみとなってきた。
もともとは百花園の佐原鞠塢(きくう)や文人たちが始めたもので、現在も1月1~7日に七福神の神様たちを祀った寺社を巡ってご分体や御朱印を集めることがおこなわれている。今回はこの旅をすることにした。
使うのは『台東・墨田 東京下町周遊きっぷ』で、沿線を走る墨田区コミュニティバス すみまるくん北西部ルートなどに乗り放題。価格は1日券が500円となっている。
はてさて、今回の旅ではどんな出来事が待っているのだろうか?
――なお、本誌では旅行記で実際に旅をした経路のほか、北から巡る場合と南から巡る場合のそれぞれのモデルルートを地図に表記。ポイントとなる沿線の写真やバス時刻表も別途で収録して、初めて巡る皆様にも分かりやすいようになっている。
・本文フルカラー/64ページ/左開き/横書き
・雑学をていねいに説明した付録コーナーもあります。
・各種データも満載です。
・ホームページにて立ち読みが可能です。
・メロンブックスさんでの委託販売は終了しました。現在は立ち読みと概要のみご覧いただけます。リンクはこちら。
電子書籍版は継続して配信しています。
序章・七福神と江戸の文化
第1章・受け継がれてきたもの
第2章・下町情緒と地域の歴史
終章・文人たちが伝えたかったこと
東京都墨田区、台東区、足立区
隅田川七福神巡り▼聖地巡礼▼台東・墨田 東京下町周遊きっぷ▼墨田区コミュニティバス▼台東区コミュニティバス▼スカイツリーシャトル 上野・浅草線▼牛嶋神社▼三囲神社▼弘福寺▼長命寺▼幸田露伴▼子育地蔵堂▼向島百花園▼白髭神社▼都営白髭東アパート▼榎本武揚▼隅田川神社▼多聞寺――ほか。
※そのほか、旅で使用したバスの時刻表や地図、旅をした日の行程データなどもあります
※北から巡る場合と南から巡る場合のそれぞれのルートマップも収録。各寺社の最寄りのバス停留所時刻表や沿線写真などをまとめた特集ページがあります。
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