こちらのアイテムは2021/5/16(日)開催・第三十二回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第三十二回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

これ作品集 午前四時三〇分のモノローグ

  • エ-17 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • これさくひんしゅう ごぜんよじさんじゅっぷんのものろーぐ
  • これ
  • 書籍|A5
  • 312ページ
  • 1,000円
  • 2019/11/24(日)発行

  • 2019年の第二十九回文学フリマ東京で頒布した作品集です。

    <収録内容>

    ・『柘榴と二本の電波塔』

     関綾香は出版社で働く25歳。文芸雑誌『柘榴』の編集部員として、忙しい日々を送っている。
     ある日、関は編集長である道岡から人気作家・三澤諒の担当に着くように言われる。
     自らもファンである三澤と一緒に仕事ができると胸を躍らせる関。
     自宅兼仕事場のタワーマンションに向かうと、端正な顔立ちの三澤が迎えてくれた。整頓された部屋。暖かいコーヒー。見晴らしのいい景色。関の期待はますます大きくなっていく。
     しかし、三澤にはある秘密があった……。
     その秘密を知った関は……。
     これは全ての「作る人」へ向けた「はじまり」の物語。



    ・『なれるよ』

     線路沿いの部屋に兄弟が暮らしていた。
     社員としてつづがなく働く兄の仲島洋一。
     一方弟の仲島祐二は定職にも就かず、日がな一日中動画を見て、怠惰な生活を送っていた。
     洋一は祐二に働いてほしいと思いながらも、一緒に過ごす日々を嫌いになることはできない。
     そんなある日、祐二が働きたいと言い出す。それに応じ、アドバイスを送る洋一。二人の平凡な日々は終わりに向かっていく。
     そして、事件は起こった。
     どこまでも「普通」な人々が繰り広げる「普通」ではないストーリー。



    ・『あの広い屋上に花束を』

     春が来て、僕は中学生になった。
     小学校での友達とは離ればなれになってしまい、まっさらな状態からのスタートだ。
     クラスでの自己紹介も素っ気なく終えてしまった僕に、近寄ってくる生徒はいなかった。
     だが、いつしか僕にも友達ができた。野本君だ。美化委員で一緒になった僕らは少しずつ仲良くなっていく。本が好きでいろいろなことを知っている野本君。僕は彼を尊敬し始める。
     だけど、野本君はいじめを受けていて……。
     ある中学生の切なく悲しい一年。
     やがて、彼の胸は張り裂ける。



    上記三本に加え書きおろし短編「No Slander!」を収録したお得な一冊です。

    星空の表紙が目印です。

    今回で頒布終了予定ですので、ぜひともこの機会にお買い求めください。



ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じ出店者のアイテムもどうぞ

これ短編集 ハイブリッド・フラワーズスポットライトが見えずとも〜上総台高校アクター部がいる!〜アディクト・イン・ザ・ダークこれ作品集 午前四時三〇分のモノローグ

「気になる!」集計データをもとに表示しています。