こちらのアイテムは2020/11/22(日)開催・第三十一回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第三十一回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

サンタさんと、さすらいさん

  • オ-07 (小説|純文学)→配置図(eventmesh)
  • さんたさんとさすらいさん
  • 大藤凛
  • 書籍|B6
  • 334ページ
  • 1,500円
  • 2020/11/22(日)発行
  • サンタさんになりたい少女、南野楓は十二歳の冬、サンタさんの国でお手伝いをすることになった。そこには茶色いローブを羽織った恐ろしい彼、さすらいさんがいて――サンタ少女小説。

    【商品仕様】
    くるみ綴じ・B6サイズ・本文334ページ
    著者・大藤凛
    装画・AGNAMORE

    【初出】2020年11月22日@第31回文学フリマ東京
    【2019年9月】第32回小説すばる新人賞、一次選考通過

    *****

    ● 冒頭の1ページ

     あるところに、もう十二歳になるというのに、サンタさんのことを信じている女の子がいました。

     「今年はサンタさんに、トナカイのぬいぐるみをお願いするの!」

     女の子がそう言うと、大人のひとたちはみんな、生暖かい目で女の子を見つめます。クラスメイトだって、給食のサラダに入ったブロッコリーを見るときの目で見てくるのです。

     けれど女の子は、そんなことこれっぽっちも気にしません。だって、サンタさんを信じているから。

     サンタさんは、信じているひとの元にしか訪れないのです。

     なのに、どうしてでしょうか。こころからサンタさんのことを信じているはずの女の子の元には、いままで一度もサンタさんが来たことはありませんでした。女の子は諦めかけていました。わたしのうちにサンタさんは来ないんだ。だんだんと大人になっている自分に気づいて、焦ってもいた。

     だって、サンタさんは子どもの元にしか来てくれないのだから。女の子ははやく大人になりたいと思っていましたが、そのことを思うと、急く足はぴたりと止まってしまうのでした。

     このお話は、そんな女の子の元にふわりと舞い降りた、ながい夢のお話。

    *****

    どうぞ、よろしくお願いします!

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