【ギリシャから中近東・印度へと続くティーロード漂流記】 「お茶(チャイ)はその昔、中国雲南省から陸路と海路を伝いユーラシア大陸へと広まった。バザールでは、チャイが無ければ夜も明けない。しかし、そのチャイの飲み方や味は千差万別。紅茶、緑茶、ミルクティー、バター茶、塩茶、野草茶…ありとあらゆるチャイの味わい。その地にはその地だけのこだわりとプライドがあった。喧騒溢れる市場と静寂に満ちた荒野、寒気と酷暑、戦乱と団欒、人と人との出会いの刹那にある一杯のチャイの味わい。たかがチャイ、されどチャイ。著者20年に亘るティーロード漂流記。
小川光一著 四六版 421P 税抜価格 ¥1200 ISBN 978-4-9903749-1-4 2008年3月11日改訂版発行
目次 ・プロローグ ・月光の旅~エジプト ・光と影~ギリシャ ・東と西~トルコ ・地中海~キプロス ・タシャラフナ~シリア ・山(クー)~クルディスカタン ・間(ミヤーン)~イラン ・風~パキスタン ・大地~インド ・峠(ラ)~ネパール ・エピローグ