たぶん本邦初!ゴミ映画愛好家になるための一冊!
(あくまで『たぶん』だから違っていても怒らないでね、いいね?)
【評論】
映画が誕生して100年以上立ちますが、その中で名作といわれる作品はごく一部。ガッカリする映画がたくさんあります。
でも、そんな映画を楽しむことができるならば、きっとあなたの映画ライフはどす黒い光の中で絶対輝くはず。そう、本書は
そんなつまらない映画を楽しむための、初心者向けの入門書なのです。
特にZ級映画とかゴミ映画とかレトロなジャンルとか(とはいえ、タイトルにゴミとかクソ映画とか記してあるとあんまり見栄えが良くないので、パルプシネマという造語を用います)
pulp cinema【名詞】1.チープな演出、崩壊した脚本等低品質な映画2.転じて『Z級映画』『クソ映画』『ゴミ映画』のこと本書の通じてあなたはつまらない映画の傾向と対策を身に着け、そういう映画の愛好家になれます。そんな映画の愛好家になりたくない!という方も、ハズレ映画を見極めるために、本書を読んでおいても損はあんまりないと思うのです。
なお、本書は当サークルの名刺代わりの一冊ということで「このサークルは何をしているんだろう」と思われた方は、本書から入るのが、いいかなと思います。
いずれにせよ、映画は楽しくなくては意味はないのです。
映画を楽しむためには地雷を楽しんで踏むことが需要なのです。
さあ、本書を片手に映画の地雷原を突っ走りましょう。
【主な内容】 ・Chapter1パルプシネマってなんだ
主にB級映画の歴史を駆け足で紹介。B級映画ってそもそもなんだ?今のトレンドってなんだろう?
目次:ハリウッドとB級映画の誕生/B級映画の滅亡と復活/現代B級映画とパルプシネマ/今日も今日とて騙されよう
・Chapter2パルプシネマの探し方
ビデオ屋に行くと無数の映画があります。適切に作品を選ばないと、うっかり名作をレンタルしてしまいます。的確にハズレを引くための方法を本書でレクチャー。
目次:名作をたくさん見よう/マメに調べよう/配給会社を見てみよう/続編を借りよう/パッケージ・タイトルで選ぼう/お金と時間と体力を充実させよう
・Chapter3パルプシネマのジャンル傾向
無数の作品が世の中にあり、無数のジャンルもこの世にはあります。そこで、筆者独断の見解で、パルプシネマが多そうなジャンルと初心者向けの作品をレビュー。
目次:
サメ映画『ジョーズ』『デビルシャーク』
ゾンビ映画『ロンドンゾンビ紀行』『ヘルドライバー』
忍者映画『忍びの国』『アフロ忍者』
ホラー映画『スクリーム』『女子高生チェーンソー』
パニック映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』『尻怪獣アスラ』
カンフー映画『小林サッカー』『片腕カンフー』
マカロニ・ウェスタン『夕陽の用心棒』『荒野の無頼漢』
日本映画『新幹線大爆破』『ロボゲイシャ』
パロディ映画『最終絶叫計画』/実写映画『模倣犯』
・Chapter4パルプシネマ観賞記
初心者愛好家が睡魔と涙で記した強敵たちとの戦いの歴史。
全米が、寝落した! 目次:『インデペンデンス・デイ リサージェント』『魔の巣』『恐怖!キノコ男』
・Chapter5メタルマンの人のこと
現代日本のビデオ屋で跋扈する愛好家たちは全てこの人の影響下にあるといったら大げさかな?
でも、私たちはあなたの生徒です。先生ありがとう。あなたが教えてくれたゴミの味を忘れない。
そんな先生への贈る言葉。
※URLはBoothの商品購入ページです。