こちらのアイテムは2020/5/6(水)開催・第三十回文学フリマ東京(中止)にて入手できます。
くわしくは第三十回文学フリマ東京(中止)公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

トゥイラン通り

  • とぅいらんどおり
  • かがり逸
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 238ページ
  • 1,200円
  • 純朴な彫刻師×纏足の男娼 芍薬香る娼館を舞台に、愛と思惑が交錯する中華風BL
     あの通りはいつも蒸していた。人いきれの中を吹く一陣の風に、食べ物や香水や、何の匂いもないことはなかった。絶えず人が流れていて、触れ合う手と手が次から次へと入れ替わり、いつも長いダンスの中にいるようだった。暑くて、騒々しくて、むっと籠って、息苦しい。あの賑やかで愛しい通り、鬱陶しくも行きつ戻りつ歩き回った通り、隠し切れない爛爛とした熱を帯びた通り。その頂点に絶えず輝いていた、金色の芍薬のつぼみ……  さあ、トゥイラン通りを引っ張り出そう。懐古と郷愁、愛敬と、嫌悪と紙一重の欲情。二度と戻らない日々の泥の奥底に腕を差し入れて、それらでずっしりと重くなったあの思い出を書き留めよう。トゥイラン通りは今もわたしの中に眠っている。そしてもはや、この世界のどこにも存在しないのだから。  ――『トゥイラン通り』序文より抜粋
    郊外で細々と木彫職人をして生計を立てるドンクウは、ある日額縁の納品でトゥイラン通りを訪れる。そこは外の世界のモラルから隔絶された、妖しくも美しい娼館が佇む、不思議な通りだった。 「お前に、トゥイラン随一の愉しみを味わわせてやる」 無垢な余所者・ドンクウと、纏足の男娼・シュエンが出逢い、あらゆる均衡は陽炎のように揺らぎ始める。
    ※物語の一部に、R15程度の性表現を含みます。展開上の表現ですが、苦手な方はご注意ください。
    ご購入はBOOTHより。リンクは書籍版ですが、DL版もご用意しております。

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