曳舟の美術画廊・gallery hydrangeaさんの
ネットショップ@BASEにて、
内容の画像や仕様などをご覧いただけます(通販可能)。
どうぞよろしくお願い致します。
http://gal215853.owndshop.com/categories/2217144 【作品のテーマ】
「耳なし芳一」「雪女」「十六桜」「むじな」・・・
現代のわたしたちが想う「日本的な怪異」のみなもとを造ったのは、
日本に帰化した西洋人だった。
明治時代の日本にあっていち早く
柔軟なオープン・マインド(開かれた精神)をもち、
文筆活動を通じて東西文化の橋渡しをおこなった稀有な存在、
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の物語が
あらたな息吹を得て、現代によみがえる。
「耳無し芳一の話 The Story of Mimi-nashi Hoichi」から
エッセンスのみを抽出し、自由な解釈で翻案をおこなった
”くゎいだん”シリーズ第1弾作品。
文学的遺産をリフレッシュさせる試みの一環として
ハーンのみならず、三島由紀夫や谷崎潤一郎、ルイス・キャロルなど、
さまざまな他作家へもオマージュを捧げています。
【ブックデザインについて】「江戸時代の絵草紙の再解釈」「画文共鳴」がテーマ。
ふつうの挿絵の概念にとらわれず、
文と画とがオーガニックに絡み合いつつ展開してゆく
絵巻物風のレイアウトに挑戦。
かな文字のフォントは、
明治初期に新聞を通じて日本ではじめて定着した
本文用活字、「築地体前期五号仮名」の復刻版を採用。
江戸文字の面影を色濃くとどめるくねくねしたデザインが、
のらりくらりとした文体を引き立てています。
このように構成要素を細かく吟味することにより、
本全体で作品の世界観を表現しました。
*セルフプロデュースによる書籍制作にかける思いや、
活動のコンセプトなどをTwitterにまとめました。
よろしければ御一読ください。
https://bit.ly/32VNW7x 【購入特典:トリセツ冊子「Reflection リフレクション」】一風変わった商品となっておりますため、
使いかた・書評・イラスト付き感想などを掲載した
「トリセツ冊子」をご用意しました。
お買い上げのかたに、数量限定で差し上げております。
挿絵のおとないちあきさんと金子美早紀さんはもちろん、
表紙に山口藍さん、書評に小泉凡先生とPippoさん、
イラスト付き感想には横田沙夜さんをお迎えした豪華版です。
どうぞお楽しみに。