ライトノベル・ゲームブック・旅ガイドが一体となった、トラベルゲームブックシリーズの第2作。 当シリーズとしては約4年振りの新作!!
システムはゲームブックだが、各地の観光情報やちょっとした旅情報をエピソードとして挿入。旅行記のテイストを残しつつ、さらに小説の雰囲気を強めた作品である。
自由度の高い物語構成で、マルチエンディング方式を採用している。
主人公の野間沸子が彼氏の矢島ミルディスとその友人の北野英人を追って、東京→伊勢神宮の旅することとなる。
ストーリーはナンセンスなコメディ調。もちろん、この作品はフィクションなので真に受けないでいただきたい。
パラグラフ数は350、スタートからゴールまでの経路も多数。そのほか、各経由地での選択肢もある。
使用できる交通機関は、新幹線・在来線&私鉄(特急/普通)・フェリー・高速バスなど。
キャッチコピーは『深すぎる愛情が巻き起こす、ドタバタナンセンスコメディ!』。
高校生の 野間沸子は、彼氏の矢島ミルディスと同じシェアハウスで暮らしていた。ミルディスはメイド喫茶に通うのが趣味で、しかも浮気性。女装が趣味の北野英人とともにバカなことをやらかす日々が続いていた。
そんなある日、ミルディスは女子中学生と浮気。しかも沸子が大切にしていた六法全書を勝手に売り飛ばしてしまう。今まで蓄積してきた怒りはとうとう限界を超え、沸子はシェアハウスを出て実家へ戻ってしまったのだった。
しかし時間が経つにつれ、沸子はミルディスの様子が気になってくる。そこで様子を見に戻ってみると、そこにミルディスと英人の姿はなかった。同じシェアハウスで暮らす波留さん(♂・70歳)に訊ねてみると、沸子がいなくなったことを反省し、禊ぎをするため伊勢神宮へ旅立ったという。
最低男のミルディスが素直に反省するとは思えない――。
彼の行動が信じられない沸子は愛用の釘バットを手にすると、ミルディスたちを追跡することにした。
――果たして、ミルディスの想いは本当なのか? そして沸子が旅先で目にするものとは?
・本文モノクロ176ページ/右開き/縦書き/2段組
・パラグラフ数:350
・ホームページにて立ち読みが可能です(←クリックすると該当ページへ移動します)
・表紙のイラストを更新し、新装版となりました。
・価格の改定をしました。