こちらのアイテムは2018/11/25(日)開催・第二十七回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第二十七回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

(函付き)『残像オフィス』ほか 短編集 -平行線別離-

  • Eホール(1F) | B-43 (小説|純文学)
  • はこつき ざんぞうおふぃす ほか たんぺんしゅう
  • 楔麟太郎
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 74ページ
  • 700円
  • http://sanary.hatenablog.com
  • 2018/11/25(日)発行
  • 遊び心と本好きスピリッツで作ってみました。
    残像オフィスの帯、函付きバージョン。
    内容は『残像オフィス』単品と変わりません。

    函と帯は手製。がんばりましたが、ちょっとしか作れませんでした。
    プラス100円でお渡しできます。
    この季節、ギフトっぽい見た目楽しい書籍です。
    お部屋に、お手元にぜひどうぞ。

    概要

    扉を閉めて、電源切って
    今日も誰かと別れましたか

    用法 お別れの前後に服用

    さまざまな「別れ」と「その後も生きていくこと」をテーマにした一人称視点、オムニバス短編集。および長編、女性向け。

    17年5月初版分完売につき、好評いただいた短編3本を改訂、うち2本を増補
    全体のバランスを再構築。(ほか短編カット)
    長編、『残像オフィス』を章追加、完成させて掲載

    書籍タイトルを『残像オフィス』と改題

    なにもかもが変化していく、彩のうつろい続いてゆく日々のなか、本書をお楽しみいただけますように。

    いただいた感想

    とても美しい語り口で、ひたれます。最後の仕掛けにびっくりしました「木陰の告白」
    大好きな短編です。関係性とか時間の流れとか、給水塔とか、二人の世界とか「給水塔の空」
    乱歩の短編っぽくていい。もっと長くしてほしい「紅染造花世界」

    一度読み始めると抜けられない。五感を奪われる感じで、長いのにすらすら読めてしまう。視線動きや心情が完全に女性で胸が苦しい。だれかほかの女の人が書いたのでは?「残像オフィス第1章 残像」

    ありがとうございます!

    短編のご案内

    日常にあるそれぞれの「別れ」をテーマにした短編集です。
    現代小説、幻想小説、世界観

    性別を記載していないものが多くあります。
    女性向けかと思います。
    お好きな方を投影してお楽しみください!

    必要な方のもとへ届きますように

    長編のご案内

    ちいさなオフィス。 離職するときになるまで気づけなかった、築けなかった人間関係。 上司以外は女性しかいない職場で、あえて壁を作っていた主人公。 あたらしい女が、まるで自分の残像のように、軽やかにオフタイムへ繰り出してゆく。 やがて、オフィスに残された彼女たちの間の壁が、やさしく溶けて行く。  

    残像オフィス ー平行線別離ー

    目次

    ※短編

    ・木陰の告白(桜花/短編 書き下ろし)
     別れのシーズンのあとさき。物語の語り手とは一体。

    ・給水塔の空(幻実/短編 SSをもとに書き下ろし)
     二人きり、だったあの場所をもういちど。初出より大幅増。

    ・紅造花世界(世界/短編 SSをもとに書き下ろし)
     知ってしまったことで、一変する世界。

    ※長編  
    ・残像オフィス(寛容とお別れ) 「残像」「城壁」「焚火」
    29歳の誕生日に、上司であり事務所の所長である石坂に別れを告げられた主人公、弓山寿。職場のほとんどのスタッフは女性で構成されている。 職場では石坂の右腕として、プライベートでは愛人であった弓山は、周囲の同僚との間に、必然的に壁を作ったままで働いていた。  
    弓山に代わり、あたらしいスタッフとして採用された若く優秀な女、吉川。石坂は弓山を捨て、吉川に乗り換える。若い吉川の出現により、弓山は職場にいられなくなり、プライベートも喪失し、退職して田舎に帰ることを決めた。連日引き継ぎと吉川の残務を残業でこなしながら、有給も消化できず、膨大な仕事に向かい、誰にも応援を頼めずにいた。  
    いつも事務所にいる構成的な女性スタッフの小西と菱田。管理職に男性しかいない職場のなかで、二人は弓山の状況をを察して助け舟を出す。  
    「手伝います」
    「最初からこうしていればよかったんですよ」  
    お別れ間際になって生まれる人間関係を、一人称で書く。
    弓山寿の五感をそのまま記し、読者へ流し込むことで、あたかも実体験したことのように感じていただくことをを目標に書かれた、非常に没入感の高い長編。

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