こちらのアイテムは2018/5/6(日)開催・第二十六回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第二十六回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

JEWELRY

  • Fホール(2F) | エ-39〜40 (小説|その他)
  • じゅえりー
  • 嘉藤 千代
  • 書籍|A5
  • 64ページ
  • 500円
  • 2017/11/23(木)発行

  • 隠された「秘密」で妖しく輝く、色とりどりの宝石が七つ。
    魅入られれば最後、恐ろしいほど美しい――。
    『宝石』をテーマに、六人の女性執筆者がお贈りするアンソロジーです。

    醜い、色素斑だらけの、骨に皮を直接被せたような老人の指が取り出したものは、一枚の絵画だった。
     一見して、『赤い絵』である。
     【うまずめの石】川渡 六文銭

    「本日は全国的に晴天となりますが、ところにより宝石が降ることでしょう」
    テレビから流れてきた台詞に彼は耳を疑った。
     【宝石の降る街】嘉藤 千代

      いつも通りチャコールグレーのフレアスカートのスーツを着て、ドカッと電車の長椅子に、鞄と一緒に腰を落とす。帰宅ラッシュのピークの時間帯は終わり、乗車客が疎らなのも、またいつもの事。
     【瑠璃色の非日常】天宮 綺月

    黒い針葉樹に覆われた森の入り口から、ずっと奥へと道が続いている。
    色褪せたその砂利道は一本だけで、森には分かれ道が一つも無かった。
     【glow】円件

    久しぶり。
     そう話しかけてきたのは十年以上前に仲の良かった同級生だった。 あたかも当時の関係のままのような話かけ方に違和感を感じる。
     【鋼とダイヤ】小磯 詩織

    生まれて初めて欲しくなったジュエリーは、本物の宝石やパワーストーンではなく、玩具のビーズで出来たブレスレットだった。
    【贋作】サツキ

    怪しげな露天商と出会ったのは、薄暗く黴臭い路地裏であった。
    その日、私は懇意にしてくださっている伯爵家のサロンへ招かれていた。
     【鉱石蟲】嘉藤 千代

    綺麗なだけでは、終わらない。












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