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朗読CD『魔櫻』

  • Fホール(2F) | ウ-13 (小説|青春・学園)
  • まおう
  • 志保龍彦
  • メディア|CD(データ)
  • 100円
  • 2016/3/21(月)発行
  • 実在する本を題材にしたアンソロジー『僕らはいつだって本の虫なのサ6』に収録されている作品から、志保龍彦さんの『魔櫻』をボイスロイドの東北ずん子を使って朗読させてみました。 アンソロジーとあわせて聴いて頂けると嬉しいです。

    「桜の… … 常世の門が開きました」


    【あらすじ】

    二之宮高校には『人喰い桜』がある。
    どこの学校でも一つや二つはあるだろう学校の怪談。 幽霊が出るだの神隠しに遭うだのといった奇妙な噂のある桜は、花が咲かないという。
    文芸部員の支倉千尋は、新入生勧誘の同人誌の特別号の原稿が一文字も書けないでいた。 千尋は『人喰い桜』を題材にしようと実物の桜を見に行くが、そこで異様な光景を目撃する。 赤味の強い花が咲いている。まるで水に溶いた血の色のような赤。
    咲かずの桜が咲くとき、常世の扉が開く──。
    第二回創元SF短編賞にて日下三蔵賞受賞の志保龍彦が描く少女幻想小説。

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