こちらのアイテムは2017/11/23(木)開催・第二十五回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第二十五回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

飛ぶ蟹

  • Eホール(1F) | C-20 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • とぶかに
  • オカワダアキナ
  • 書籍|新書判
  • 104ページ
  • 600円
  • http://oka-akina.tumblr.com/
  • 2017/3/26(日)発行

  • 凡夫の営み、脱力したメランコリーをまとめた短編集、全9編。

    サワガニにかんしては騙された。「甲羅の中にすきとおった羽がしまわれていて、ぱかっと開いて飛ぶんだよ」——父がおれについたささやかな嘘のこと。ありえないとは思いつつ、なぜか、そうかもしれないなあと納得もした……。

    日常を半歩くらいはみだして、こころやからだが通いあった(あるいはちぎれた)時間のこと。一編が4000字程度、それぞれ独立した物語です。サゲでとぼけるようなお話が多いのは、何かを言い切るのがこわいからかもしれない。

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    ・試し読みはこちらにまとめています。

     https://kakuyomu.jp/works/1177354054882692998


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    アンソロやweb企画におじゃましたものと、書き下ろしが1作。発表済みのものも、こまごまとした直しを入れております。

    また、書き下ろし作「ひととおりの憂鬱」というタイトルは、twitterの「フォロワーをイメージした同人誌のタイトルを考える」というタグで、季刊ヘキ・#ヘキライ主催の比恋乃さん(@hikonorgel)からいただいたものです。おそらく、そんな雰囲気をまとっている作品群なのだと思います。


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