こちらのアイテムは2017/5/7(日)開催・第二十四回文学フリマ東京にて入手できます。
くわしくは第二十四回文学フリマ東京公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

暗黒舞踏団〜〜踊り屋たちの囮か愛〜〜

  • C-28 (小説|エンタメ・大衆小説)→配置図(eventmesh)
  • あんこくぶとうだん おどりやたちのおとりかあい
  • 郁菱 万
  • 書籍|新書判
  • 248ページ
  • 0円
  • 2017/05/07(日)発行
  • ==プロに告ぐ。かかってこいよ==

     ダンスコンテストで優勝をするように依頼された孤高の便利屋「武藤」は、選りすぐりのメンバーを集め、大会に挑む。ダークでライトな新時代がイマここに幕を開ける!

     表題作の長編ほか、中編、短編、掌編、を含む三話構成による「長・中・短」連作小説。


    ――それがなければできないというのであれば、進化の道はそれを手放すところからはじまる―― 第一話「踊り屋たちの囮か愛」。

    「その強姦事件な。被害に遭ったのはみんな男だったそうだ。つまりは、尻を掘られたんだな」 第二話「囮と知りつつ愛をとり」。

    ――正義の反対は悪ではなくまたべつの正義である、なんて言葉があるが、ジャックにはむしろ、悪を退治するのはヒーローなどではなくまたべつの悪である、とするほうがよほどこの世の真理を衝いて映る―― 第三話「踊りとうつつに舞い戻り」。



    まえがき。
    魂こめたって暑苦しいだけじゃね? いきなりの喧嘩腰でごめんねの投げキッスをしてあげたいきぶんなのは徹夜明けのテンションってやつで、まあ、人生ってなんぞや、いくひしってなんぞや、生きてる意味なんてあるの、生きてる価値はゼロだけどねって断言しちゃうちょいと厭世ぎみないくひしさんにも、これをつくるために生まれてきたんだいって思える自作があるわけでして、自信作があるわけでして、それはもう、これを以って作家業から身を引いてもいいかなぁって思うような、ある意味で、ぜったいにつくらないようにしようと思っていた題材で、いくひしの信条としては、実体験にもとづく作品はなるべくつくらないようにしよう、そうしよう、それがいい、だって物語は嘘っこだからおもしろい、現実で体験できるようなものに興味はない、現実なんてクソだ、ってやっぱり厭世家きどりなのは、いくひしがべつにモテないこととは関係がない。友人がいない。だからなんだ、けんかうってんのか、友人なんざいなくとも死にゃしねーんだばかやろー、でもくれるってんならもらってやってもいいのだぜ。ともだち百人、今年のお歳暮にもらってやってもいいのだぜ。でも百人はちょいと手に余る感じがある、そこは妥協して、あなたがおともだちになってくれてもいいのだぜ。人見知りで、無口で、しゃべりだすと止まらない、みょうに繊細で、人間関係を構築するために、数々の試練を相手に与えては、信用に足る人物なのかをつど見極めようとする、めんどくさーいが凝結してできた人間ではござるが、まあ一匹くらいそういうおともだちがいてもばちはあたるめぇ。尽くすぜ? いくひしはこれときめた相手にはとことん尽くす人間なのだぜ。だからそれがめんどくせーって言ってんだって嫌な顔をされる理由のひとつではあるだろう。わかっちゃいるがやめられねぇ。いくひしの小説を読んでくれているひとがいるのなら、いくひしはそのひとに向けて満腔の想いで、新しい物語をつむいじゃうくらいに、尻の軽い作者なのだぜ。この作品だって、全身全霊こめて、魂こめて、じぶんの信条を破って挑んだいくひしの代表作なのだぜ。けれども往々にして作者の力み具合なんぞは作品のデキとは微塵も関係してこん、というのは、世の名作を引き合いにだすまでもなく、公然の秘密なのだぜ。この、なのだぜって言い方、そろそろうるさく感じてこない? うるさい? うるさくない? どうでもいい? え、くどいって、そういう言い方は傷つくのだぜ。まあなんだ、なにが言いてぇのかってーと、まるでいくひしの生き方のようだなって、感じの、暑苦しく、めんどくさい、息も詰まるような、ねちっこい、されど尻の軽い、そんな作品が本編でござるよ、っつー、毒にも薬にもならぬ、蛇足というか豚足というか、食べりゃ美味いんだろうけど、まず食べたくはない、そんな忠告じみた前置きを、予防線のように張っておく、いくひしという作者は、なんぞめんどうで、肝のちいさき作家だろう、というしごくどうでもいい、ゾウの赤ちゃんはおやのウンコを食べてそだつのだぜ、ってくらいどうでもいい、かんたんな自己紹介ならぬ、作品紹介なのであった。まる。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じ出店者のアイテムもどうぞ

万妖衆〜血編〜局部怪奇譚〜〜人造乙女は心臓を止め〜暗黒舞踏団〜〜踊り屋たちの囮か愛〜〜網膜の住人〜〜仮想世界に魔法をねがい〜〜外骨格の目〜〜伝統小芥子は電灯を消し〜〜私は性器が好きなだけ〜〜人工名器に凛と銘じ〜〜異世界の蛇口〜〜神殺し魔起き〜〜改悪∞異類婚姻譚改悪∞今昔物語改悪∞日本昔話群れなさぬ蟻群れなさぬ蟻〜〜前日譚〜〜ぼくの内部をじかになぞって。

「気になる!」集計データをもとに表示しています。