無名の小説家・星野巡一郎こと星野めぐるに恋をしている希美。 中学2年生のときにも失恋をしている希美は、4年経った今でも初恋を諦めることはできなかった。めぐるは希美にとって特別な存在だった。諦めきれなかった恋を終わらせるために、クリスマスイヴの日に、希美は2度目の告白をする。 運命の神さまが気まぐれを起こさない限り、失恋をする希美。だから彼女は、「答えは分かっていましたから」と微笑する……はずだった。 恋する少女の心情を丁寧に綴ったひじりあやの『初恋が終わる日に』と、それを英訳した『First Love on the Last Day』を収録した冊子を無配します。1つの本と1つの物語を、2人の書き手が日本語と英語で綴るハイブリッドノベル。