【概要】
短編・掌編小説集の第三作で、2つのストーリーと編集後記で構成されている。
書名の由来は、しあわせをテーマにした作品を集めたということと、制作しているのがそよ風文芸食堂であることから、料理(文芸作品)を詰め合わせたもの(ランチボックス)で『しあわせランチボックス』となった。
また、号数は『ランチボックス』に関連して『第三食』となっている。
第三食のキャッチコピーは『正統派の青春純愛物語!』。
【あらすじ】
『想いの引力』 高校生の秋菜は友達以上恋人未満の大地に想いを打ち明けられずにいた。ある日、秋菜は大地が見知らぬ女性と歩く姿を目撃してしまう。
――ちょっと不思議な体験と新たな出会い、そして小さなケータイストラップが導く奇跡とは?
『雨が止んだら』 中学生の俊介と初華は相合傘をすることになった。だがお互いに緊張して何も話せないまま家まで辿り着いてしまう。そして次の登校日、俊介は意外な事実を知ることとなる。
【備考】
・本文モノクロ60ページ/右開き/縦書き/2段組
・ ホームページにて
立ち読みが可能です。