「北海道×チョコミント」をテーマにした、北海道出身の作家三名の手による短編3本を収録。
年度末に廃校を控えた青丹別中学校の二年一組。生徒たちは秋の合唱発表会にむけて練習に励むものの、歌声を一つにできず日に日に焦りが募ってゆく。それぞれの想いが交錯し、衝突する生徒たちを見守る担任のあじ子。彼らの最後のハーモニーはどのように北の空に響くのか? 胸にスッと染み込んで消えてゆく、ほろ苦い青春の1ページを描いた作品。
二〇二五年十月六日月曜日。山際の住宅街を通り抜け、颯爽と出勤するチョコミント愛好家・ハリス氏(仮名)を襲った事件とは? 期間限定チョコミント菓子の安否や如何に? 決死の啓蒙による新たなチョコミン党員の誕生なるか? 北の大地に生きる人々の営みと大自然の瀬戸際を俯瞰する、背筋が冷えること間違いなしの北海道産日常ミステリー!