グザヴィエ・ド・メーストル作品集
- B-07 (小説|海外文学・翻訳)
- ぐざヴぃえ ど めーすとる さくひんしゅう
- 加藤一輝
- 書籍|B6
- 134ページ
- 1,000円
- https://note.com/catotriptyqu…
- 2026/5/4(月)発行
- グザヴィエ・ド・メーストル(Xavier de Maistre, 1763-1852)はサヴォワの旧都シャンベリ生まれのフランス語圏作家です。反動思想家ジョゼフ・ド・メーストル(1753-1821)の弟でもあります。本職は軍人のため寡作ですが、フランス革命下に自室を旅したという奇妙な旅行記によって文学史に名を残しています。フランス革命で故郷サヴォワを追われたため後半生は主にロシアで暮らし、サンクトペテルブルクで亡くなりました。
本書は、ロシアを舞台とする小説「カフカスの捕虜たち」「シベリアの少女」の2作をまとめたものです。とくに「シベリアの少女」は、日本でも明治から昭和にかけて少女向けの世界名作文学として何度も翻案・翻訳されていましたが、現在では入手困難となっているため、その後のメーストル研究の進展を踏まえつつ新訳し、訳註を加えました。そのほか興味深い随筆として、若かりし頃の気球体験記と、晩年のパリ周游記を附録しています。
幻戯書房〈ルリユール叢書〉より刊行している『部屋をめぐる旅 他二編』と合わせてお読みください。
