上海狂詩曲
- D-03 (小説|BL)
- しゃんはいきょうしきょく
- 都築 晶
- 書籍|文庫判(A6)
- 274ページ
- 900円
- https://www.pixiv.net/artwork…
- <上海記者倶楽部シリーズ>
1920年頃の上海を舞台に、新聞記者・瑞垣が出会う怪異と事件にまつわる連作短編集
ミステリ風味の怪談です。
<収録話>
上海狂詩曲
夜の烏
薔薇に似たもの
風神雷神を飼う男
屏風絵に棲む男
鳥獣戯画異聞
鬼の匂い
<あらすじ>
夜の烏:
近頃、上海の日本租界で半年ほど前から頻発している奇妙な死体遺棄事件 逢魔が時に往来に唐突に屍が現れるが、騒ぎになるうちに煙のように消え失せるという。 しかも、最初はほとんど白骨死体であったものが、二度目は腐乱死体、三度目は…と、徐々に生前の姿を止めた死体になっていた。 更に、被害者はあるお屋敷の御令嬢ではないかと租界で噂になっていた。 事件を聞きつけた新聞記者の瑞垣は、現場の『人喰い辻』に出向く。
鳥獣戯画異聞:
この頃の上海では、日本画を収集している画商や美術商、骨董屋、好事家の間で狩野永徳筆の『完全な鳥獣戯画の模本』があると噂になっていた。 帝都新聞の瑞垣は、其の噂を追ううち永徳の模本はもう一つあるという話を耳にする…そしてそれは、近頃上海で頻発している落雷事故と関わっているという。 模本は本当にあるのか、落雷事故の真の原因はなにか? 瑞垣が出会った真相とは。
