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別冊代わりに読む人 試行錯誤3

  • か-52 (ノンフィクション|その他)
  • べっさつかわりによむひと しこうさくご3
  • わかしょ文庫 スズキナオ 伏見瞬 陳詩遠 友田とん
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 86ページ
  • 1,000円
  • https://www.kawariniyomuhito.…
  • 2024/6/30(日)発行
  • 別冊代わりに読む人『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。
    この号からはライター・スズキナオさんの連載もスタートしています。
    ◉ わかしょ文庫 大相撲観戦記 「相撲に熱中できない 寺山修司の世界からやってきたお相撲さん」 チケットが手に入りづらくなったことに加え、人を軽んじているとしか思えない不祥事への対応に、以前ほどは相撲に熱中できなくなったと訴えるが、やがて新入幕力士の繰り広げる優勝争いを目にして……。
    【新連載】スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する  「生家の跡地でしゃぶしゃぶを」 生まれたのは偶然にも同じ街、後に関西に移り住んだのも同じ。時代は異なれど様々に重なり合うライターのスズキナオさんによる新連載「谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する」がはじまりました。
    ◉ 伏見瞬 蓮實重彥論 「蓮實重彥と生活する」 蓮實重彥の研究、フランス語の勉強、そして日々の仕事もこなす著者は、かつて蓮實重彥が繰り返し使った「凡庸」の概念を手がかりに、会社員生活とそこで交流する「普通の」人々に謎を感じつつも好意を寄せ、蓮實重彥論への次の跳躍に備える。
    ◉ 陳詩遠 なにがなんだか 「走ることで金を失うことから身を守っている・他1編」 走ることが、大人になって長く続いている唯一の趣味だという著者。効果が目に見言えること、そして便利なこと、と長続きの理由を挙げていくうちに、時間に追われる現代人を救うかもしれないSF的思考が待っていた。
    ◉ 友田とん 取るに足らないものを取る 「事務所、借りるかもしれない」 『『百年の孤独』を代わりに読む』文庫化が話題の著者が、何遍も事務所を借りるしかない、と決意しながらも、なかなか実現しなかった事務所を借りるまでの過程と思考を綴る。やってみようとすることで、できてしまうことについて。

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