吉村萬壱さん推薦!
本書は世界の本膣を射抜くことで、読者のみならず作者自身の男根とした信粘を怒張することに性交している。--吉村萬壱
この〝顰蹙〟は買っておいた方がいい。
ほとんど全ての人間が生きる中で抱えてしまう仄暗さや浅薄さをこそ、佐川恭一は徹底して書き続ける。そうして獲得した底抜けの悲哀と笑いは、私たちが生きる社会のままならなさを見事に描きだしてしまう。それは絶望なのか、希望であるのか。是非貴方の目で確かめてほしい。(toi book店主・磯上竜也)
佐川恭一の作品は初めて読んだ。いったいどんな頭の構造をしているのだろう。完全におかしい人なのか、それとも真面目すぎて真っ直ぐすぎてやっぱりおかしい人なのか。こんなぶっ飛んだ作品は久しぶりだ。この次の展開がわかる読者を私は尊敬する!ってゆう展開がこれでもかと投入され、訳もわからず夢中になって、だんだん麻痺してきて、最終なんだかへらへらしながら読んでいた。無理やり毒に慣らされた感覚だ。読み終わった今は、毒が恋しい。(大垣書店イオンモールKYOTO店・辻香月)
こちらのブースもいかがですか? (β)
第一芸人文芸部 代わりに読む人 ここは、おしまいの店 出版と編集の亜璃西社 斜線堂有紀 A-COLOR 笠間書院 天狗の会文芸部門分科会 ビーナイスの本屋さん コストマリー事務局