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翼のないまま飛翔する

  • い-14 (小説|純文学)
  • つばさのないままひしょうする
  • 森瀬ユウ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 122ページ
  • 800円
  • 2022/10/2(日)発行

  • 「持ち主がいなくなった部屋の中でカメラを見つけた。本来あるべきはずのものが取り払われた木製のデスクの中央にぽつりと佇んでいたそれは、瑠璃の目にはどこかもの淋しそうに映った。」

      東京の大学に通っている瑠璃のもとに、遠方に住む母から2年振りに電話が掛かってきた。入院している祖父の容態が思わしくないのだという。
     北海道十勝地方。しかし3月の北海道はまだ雪に閉ざされた冬の世界で、病院の祖父も孫娘の来訪を歓迎しているようには感じられない。
     自分の存在意義を見つけられないまま、瑠璃は偶然発見した祖父のカメラを携えて散歩に出掛ける。次第に”野鳥”に興味を持ち始めた瑠璃は、祖父も野鳥の撮影が好きだったことを知る。そこからふたりの関係は一変し、――。

     北海道の小さな町を舞台に、ひとりの大学生が自らの人生を見つめ直す連作小説。

    【目次】
     01.氷の足跡
     02.はじまりの風
     03.夜明け前が一番暗い

    本文サンプル:https://destblue.base.shop/blog/2022/08/27/154246

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