クラス成績No.2の男子高校生、柴田優芽は、名前で虐められた過去がありコンプレックスを抱いていた。そんな優芽が、自分らしくいるために始めたことは、女装をしてオトコの娘になることだった。そんな優芽はクラスの中で唯一、ライバルと認めるクラス成績No.1の女子高生、湖山愛紗は同じクラスメイトの水原清美と恋人関係にあった。
試験の終わった日の帰りに優芽は愛紗と喧嘩をしてしまう。モヤモヤした気持ちを晴らすために放課後に女装をしてゲームセンターへと足を運ぶと、愛紗と清美に偶然、出会してしまう。
優芽は、正体がバレそうになるのをおそれ、その場から逃げ出すが、カバンについている大事なキーホルダーを落とし、清美に拾われてしまう。
清美は、走り去った女子高校生が優芽ではないかと勘付き始める。
また清美は、愛紗との恋に対して悩みを感じていた。
女装男子の優芽、レズビアンの愛紗、その彼女である清美……
それぞれの感情が動き始める。恋とはなんなのか。
彼らのカラーで色づく学園生活の中で、それぞれの抱える恋の命題が動き始める!!
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