水滸綺伝2

• え-25 (小説|歴史・古典)→配置図(eventmesh)
• すいこきでんに
• 黒原亜玲
• 書籍|文庫判(A6)
• 204ページ
• 600円
• http://arecollection.blog.fc2…
• 2017/7/9(日)発行
• アジアの誇るエンターテイメント古典小説『水滸伝』を、独自の解釈を交えて現代の読者にも読みやすく。ホームページで連載中の長編を書籍用に加筆修正した第二巻。
  
  悪人に虐げられていた少女・金翠蓮を助けるために殺人を犯し、やむなく出家した豪傑・魯智深。しかし、酒や肉を喰らい、癇癪を起しては暴れ回り続けたために五台山を追われ、都・開封東京に向かうこととなる。
  その途中、一夜の宿を求めた屋敷の娘を無理に娶ろうとする山賊と戦い、寺を廃寺に追い込んだ悪党をこらしめ、ようやくたどり着いた開封で、魯智深は、好漢と名高い禁軍教頭・林冲と出会う。
  一方、意気投合し、智深と義兄弟の契りを交わした林冲と、その美しい妻には、高俅と彼の息子・高衙内の魔の手が忍び寄っていた――
  智深が桃花山の山賊を懲らしめる第五回から、林冲が高俅の計略に陥る第七回までを収録。