――《マリアの子宮》。
それが、この施設の通称だ。
規格化された躰をつくり、
目的に応じた条件付けを施し、配給する。
必要とされるところへ、必要とされるものだけ。
わたしたちは出荷されていく。
産声をあげることなく、どこまでも静かに。
【試し読み】
http://frosty.holy.jp/zero/works/008phantom.html
今秋発行予定の連作短編集「ファントム・パラノイア」の準備号です。
「コッペリアの柩」は、「ファントム・パラノイア」に収録する最初のエピソードになります。
ひとつの短編として完結していますので、単独でもお読みいただけます。
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