小説投稿サイト「カクヨム」にて、瑞祥と猿川二人が毎年参加してきたのが、公式から発表されるお題に沿って、限られた期間内に短編小説を書き上げるイベント「KAC(カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ)」です。
突然発表されるお題と厳しい締切に追われ、ときには一日足らずで物語を形にしなければならないこともありました。
その過酷さから、「狂気のイベント」と猿川は呼んでいました。
そんな極限状態から生まれた作品を、「せっかくだから紙の本にしよう」と、これまでのKAC参加作から、二人がそれぞれ自ら選んだ作品と、相手に選ばれた作品を収録。今回の刊行にあわせて加筆・修正し、一冊にまとめました。
偶然のお題と締切がなければ、おそらく生まれなかった物語たちです。
ギリギリの創作だからこその勢いや思いがけない展開、二人それぞれの作風を、紙の本でお楽しみください。お気に召す一篇を見つけていただけましたら幸いです。
【目次】
自選
時間さん ------ 猿川西瓜
「キモオタくん」の愛 ------ 芦原瑞祥
東野圭吾は積ん読のまま ------ 猿川西瓜
社内対抗お笑いグランプリ ------ 芦原瑞祥
沢邑先輩 ------ 猿川西瓜
風呂、トイレ、幽霊つき ------ 芦原瑞祥
他選
段ボール箱 ------ 猿川西瓜
丑の刻参り ------ 芦原瑞祥