あなたは最近、こんな毎日を過ごしていませんか。
朝、目覚ましが鳴っても体が重く、なかなか起き上がれない。
何をしても疲れが抜けず、「もう若くないから仕方ないのかな」と思ってしまう。
ちょっとしたことでイライラしてしまい、本当は優しくしたい大切な人にまできつく当たってしまう。
健康のために食事を変えてみたり、ダイエットを始めたり、運動を続けようと決意したこともある。
それなのに長続きせず、「またできなかった」と、自分を責めてしまう。
もし一つでも思い当たるなら、この本はあなたのために書きました。
実は、私も以前はまったく同じでした。
健康の知識が豊富だったわけでもありません。食事に気を遣っていたわけでもありません。
むしろ、お腹が空いていなくても何かを食べ、夜遅くまで起きて、加工食品や甘いものに頼る毎日。
「明日から頑張ろう」と何度も決意しては挫折し、そのたびに自分を責めていました。
体重ばかりを気にして、痩せれば幸せになれると信じ、流行りのダイエットを繰り返してはリバウンドする。
気づけば体だけではなく、心まで疲れ切っていたのです。
そんな私の人生を少しずつ変えてくれたのが、一杯の温かい味噌汁でした。
劇的な奇跡が起きたわけではありません。
翌日から別人になったわけでもありません。
でも、その一杯が教えてくれたのです。
私は、自分の体を敵にしていたのだと。
そして、お腹の中では、毎日休むことなく働いてくれている細菌たちがいることを。
その細菌たちを喜ばせるように食事を選び、自分をいたわるようになってから、少しずつ朝の目覚めが変わり、気持ちが前向きになり、笑顔で過ごせる日が増えていきました。
この本は、「我慢する健康法」をお伝えする本ではありません。
特別な食材や高価なサプリメントを勧める本でもありません。
大切なのは、毎日の食卓で、ほんの少しだけお腹の中の細菌たちが喜ぶ食事をすること。
それだけで十分なのです。
自己紹介が遅れました。著者のティーエです。
私は、発酵食品や麹について学び、発酵検定を通じて、その魅力や奥深さを知る機会を得ました。
ですが、最初から、健康を意識して生活をしていたわけではありません。
むしろ私は、自分の体を大切にできず、食べることで心の穴を埋めようとしていた一人です。
幼い頃からの経験から、心の中に大きな喪失感を抱え、そのさみしさを食べることで紛らわせる日々を過ごしていました。
その結果、体重は増え、体だけでなく心までも疲れ切ってしまいました。
何度もダイエットに挑戦しては挫折し、「痩せなければ価値がない」と思い込み、自分を責め続ける毎日。
そんな出口の見えない日々の中で、私を救ってくれたのが、発酵食品との出会いでした。
本書では、まず「腸活とは何か」という基本から始まり、なぜ発酵食品が私たちの体を支えてくれるのかを、できるだけわかりやすくお伝えします。
さらに、腸と心のつながり、発酵食品や麹との付き合い方、無理なく続けられる習慣づくりまで、私自身の経験を交えながら順番にお話ししていきます。
専門家だから伝えられる話ではありません。
失敗を繰り返し、自分を責め続け、それでも少しずつ変わることができた一人の経験者だからこそ、お伝えできることがあります。
この本を読み終える頃には、「健康とは我慢することではなく、自分を大切にすることなんだ」と、きっと感じていただけるはずです。
そして明日の朝、一杯の味噌汁を飲みたくなる。
そんな小さな変化が、未来のあなたを変える第一歩になります。
今度は、あなたの番です。
焦らなくても大丈夫。
あなたの体の中の細菌たちは、今日もあなたのことを信じて働いてくれています。
さあ、一緒に最初の一歩を踏み出しましょう。