通信制高校の職員として働く有岡玲弥は、死体にしか興奮するコトができない性癖を抱えていた。平凡な家庭に生まれ、ごく普通の人間として生きる中で、その満たされない欲望に絶望し、鬱屈とした日々を送っていた。そんなある日、玲弥は木下胡桃と出会う。彼女は自傷行為を繰り返し、生きる意味を見いだせず、死ぬことを望んでいた。普通ならあり得ない。けれど、互いの利害は一致する。
玲弥は、死を望む彼女に言った。
「俺のために、死んでくれない?」
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