坂本龍馬は知っている。
でも、その隣にいる中岡慎太郎って、いったい何をした人?
調べてみたら、まずめちゃくちゃ移動していました。
土佐を飛び出し、長州、京都、太宰府、薩摩へ。
行って、戻って、また行く。
『慎太郎ウォーク』は、
そんな中岡慎太郎の脱藩と生涯の移動を、
本人の手紙や日記、友人・知人の証言、
研究書などから追いかけた歴史解説本です。
土佐の山奥に生まれた慎太郎は、
なぜ故郷を飛び出したのか。
そもそも幕末の「脱藩」とは何だったのか。
脱藩した慎太郎は、
どんな道を通って長州へ向かったのか。
そしてその後、長州、京都、太宰府、薩摩など
各地を走り回りながら、何を目指していたのか。
残された史料をたどりながら、
その行動力と胸の内を読み解きます。
そして慎太郎の手紙は、
ところどころ胸の内が山火事です。
「このままではいけない」
「黙っている場合ではない」
そんな焦りと責任感を抱えながら、
それでも一歩ずつ人に会い、話し、道をつくっていく。
本書では、なかでも熱量がすごい
文久三年六月二十七日の手紙をまるっと現代語訳&解説。
ほかにも日記や周囲の証言を読みながら、
遠い幕末の志士ではなく、
ひとりの人間としての中岡慎太郎を追いかけます。
もちろん、タイトルは『慎太郎ウォーク』ですが、
健康的なウォーキング本ではありません。
「脱藩するんかい、せんのかい」
「長州への道、おかわりですか!?」
「ランドクルーザーで迎えに行きたい」
そんなツッコミを挟みつつ、
史料は真面目に読みました。
愛とツッコミと史料分析。
難しい顔をして読む幕末本ではなく、
歴史をあまり知らない方にも、
「慎太郎ってこんな人だったのか」と
笑いながら近づいてもらえる一冊を目指しています。
中岡慎太郎は、派手な英雄というより、
調べ、考え、人に会い、地道に積み重ねながら、
新しい時代への道をつくった人です。
その泥臭くて、熱くて、
とんでもなく足を止めない生き方を、
一緒にたどってみませんか。
・中岡慎太郎について、まず一冊読んでみたい
・坂本龍馬の隣にいた人物が気になる
・「脱藩」って結局どういうこと?と思っている
・手紙や日記から、幕末の人間くさい姿をのぞいてみたい
・史料は読みたい。でも難しい顔はしたくない
・著者の愛とツッコミも一緒に浴びたい
・歩いて国を変えようとした男の行動力に震えたい
・脱藩時の足取りを徹底調査!
慎太郎は、どうやって土佐を抜けたのか?
・慎太郎の生涯の総移動距離を概算
その距離、約18,000km。
・山火事のように燃えあがる手紙を現代語訳&解説
文久三年六月二十七日の書翰を、まるっと読みます。
・幕末の日記や証言から見える慎太郎の人柄
真面目。熱い。議論好き。そして意外と人間くさい。
・地図・年表・移動距離の図解つき
慎太郎の足どりと人生の流れを、目でも追えます。
A5判・縦書き・116ページ・図解入り。
会場価格 1,000円。
紙版は文学フリマ大阪14にて少部数頒布予定。
Kindle版も刊行予定です。
中岡慎太郎ランド/ちゅう乃
配置:せ-62