黄昏空魚の殺し方
- う-09〜10 (小説|エンタメ・大衆小説)
- たそがれくうぎょのころしかた
- なみと
- 書籍|A5
- 124ページ
- 1,300円
- 2026/9/13(日)発行
昨日まで好きだった人を、私はもう好きになれない。
黄昏空魚という怪異は、人の感情と感情に結びついた記憶を食べる。
女子高生の原見田沙花が食べられたのは、幼なじみへの恋心だった。
写真もメッセージも、周囲の証言も残っている。
それなのに、「好きだった」という気持ちだけが、すっぽりと抜け落ちている。
奪われた感情は、その黄昏空魚を殺さなければ戻らない。
だから決めた。
ーーーたとえ死んでも取り戻す。食われた私の恋心。
世界初の黄昏空魚の討伐イベントへ乗り込み、討伐会社に直談判。怪異を追い続ける高校二年生、沙花の失った恋を取り戻すための夏が始まる。
だけど私は、本当に元の私に戻りたいだけ、なのかな……?
感情を巡る、青春恋愛ファンタジー小説。
