本の舞台は2022年、収穫シーズン真っ最中のオーストリア。
私たちはそこで、多くのワイナリーを巡り、酒場で飲み、ブッシェンシャンクをはしごしては、いろいろなことを考えました。
時にワインのプロとして生産者と畑を歩き、時に観光客として農家の民宿に泊まりながらまかないを分けてもらう。ワインが日常の生活に根付いた土地を寝る間も惜しんで歩き回り、飲み回った経験は、私たちの凝り固まったワイン観、そして食と向き合う態度を、ずいぶんと揉みほぐしてくれました。ワインショップ仔鹿としてのあり方は、少なからずこのオーストリア旅行に負っています。
そして、こうして考えたものごとは、ワインや食、そして旅が好きな人だけでなく、自分の足元の生活をゆっくりと見つめる人たちにも、面白く読んでもらえるものになったはず。オーストリアで食べながら、そして飲みながら考えた16のエッセイを、装い新たに発売。
是非、お手に取りください。