子どもがほしい人と、子どもを望まない人。
別れるのか。どちらかが諦めるのか。それとも、二人だけの「一緒に生きる」を探せるのか。
自分の望みを守れば、大切な人を失うかもしれない。誰かと生きることを選べば、自分の一部を手放すことになるかもしれない。
どちらを選んでも、きっと何かを失う。
どちらの喪失を引き受けて、どう生きていくのか。
その答えを選ぶのも、その先を生きるのも、ほかの誰でもないあなたです。
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私は子どもが欲しくない。でも、愛されるためなら産んでしまいそうな自分が怖い。
33歳の主人公は、会社員として働きながら、恋人との穏やかな暮らしを愛している。
ただ一つだけ、どうしても譲れないことがあった。
子どもを産みたくない。
恋人は子どもを望んでいる。 主人公もそのことを知っている。
これからも無条件に愛されると思っていた。 いつまでも2人だけで楽しく生きて行こうって言ってくれると思ってた。
愛しているから応えたい。 けれど、自分の人生を手放したくない。
「母親になれるかもしれない自分」と「なりたくない自分」の間で揺れながら、女性としての自分の人生と、人を愛するという行為に向き合う物語。
母になれば失うものがある。 母にならなければ失う人がいる。
どちらを選んでも後悔するかもしれない。
だから彼女は考え続ける。
どうすれば、一緒に生きていけたのだろう。