「想像以上にクオリティーが高く、終わり方も心地よく」
と絶賛くださったのはプロの演劇脚本家・古宮悠様。
処女作の出来が不安で添削をお願いしたところ、
「改善点がほぼない。自分の作品に自信を持って」
と添削費用2万円を返金くださり、
私ははじめて自分の作品を売り出す決意ができました。
人生初の戯曲=舞台脚本となった本作『緋色の桔梗』は、
12歳の頃から構想を練っておりました。
より正確に言うと、
どうまとめるか断続的に妄想をつづけていました。
三浦綾子先生の小説『細川ガラシャ夫人』を読み、
戦国のキリシタン・ガラシャのカッコいい生き様にほれぼれした小学校6年生当時。
彼女の父・明智光秀は謀反人として殺害され、
ガラシャは今で言う「犯罪者の娘」のレッテルを貼られ、
絶望的な幽閉生活を送ります。
それでも彼女にとって光秀は「大好きなお父さん」だったはず。
でもキリスト教では、光秀のような罪人は救われず、ガラシャのような聖女だけが天国に行けるのでは?
そうなるとガラシャは二度と父親に会えなかったのに、天国でしあわせになれたのかな?
そんな小学校時代の妄想を、30歳を過ぎてから日本脚本家連盟スクールに通い、
「読者を後悔させないため、徹底的に面白さを追求して」戯曲化した作品です。
「『戯曲 緋色の桔梗』なのですが、やはりマジで本当に面白いです。
ジャンプ作品、特に『るろうに剣心』や『鬼滅の刃』あたりの、
ヒューマン系の明治・大正モダンなアクションがお好きな方、めちゃくちゃ楽しめると思います」
(インタビュー記事『執筆中、作品が面白くないと気付いたらどうする……?|多木瑠都さん@劇作家』より)
「物語の面白さも抜群ですが、登場人物たちがそれぞれ深い業や悲しみを背負っていて
その苦しみがじわじわ心に刺さり、目が離せません。
個人的には明智光秀の転生者、月岡聡十(つきおかそうじ)が渋くて愛が重くて最高でした…!」
(表紙担当に立候補してくれたイラストレーター夏乃まつり様)
「読んでいくうちに引き込まれて
一気に読んでしまいました」(Xに寄せられた感想 @9purples様)
「舞台情景を思い浮かべながら後半は引き込まれました。」(書籍版読者 Y様)
明治二〇年、兄を殺した男への復讐に燃える、異能の少女剣士・坂井千代。
やがて彼女は、自分の前世が戦国のキリシタン・細川ガラシャだと知る。
しかも憎き仇は、ガラシャの父・明智光秀の転生者だった。
宿敵同士としてよみがえった父娘の魂のゆくえとは。
歴史改変でも、異世界転生でもない。
明智光秀と細川ガラシャ、悲劇の父娘が300年の時を経て再会する、
史実を真正面から受け止めた、魂の救いの輪廻転生譚。
戦国と明治、憎悪と情愛、輪廻と十字架、罪と赦しが交錯する、剣戟ファンタジー戯曲。
「二度とお前を、不幸の闇に置き去りにはしない」
「あなたのいる地獄なら、喜んで迎えにいく──」
読んで後悔させるつもりはありません!
「断絶した父娘の絆を再び結びたい」
という一心不乱な情熱の成果を信じてくださる方はぜひご一読ください。
イラスト:夏乃まつり