こちらのアイテムは2026/9/13(日)開催・文学フリマ大阪14にて入手できます。
くわしくは文学フリマ大阪14公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

踊る劇場

  • け-50 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • おどるげきじょう
  • 結女
  • 書籍|B6
  • 42ページ
  • 700円
  • 2025/8/10(日)発行

  • 踊る劇場


    ストリップ劇場で、

    投光スタッフとして

    働いていました。


    ストリップとは、

    女性の踊り子が

    舞台で衣装を脱ぎ

    最後には裸で踊る

    大衆芸能です。


    昭和期には

    全国に400軒あった劇場も

    現在は15軒を残すのみ。

    消えゆく文化とも

    言われています。


    そんな希少な空間で過ごした

    4年間をエッセイにしました。



    B6サイズ 42ページ 700円



    <サンプル>

    地方にあるストリップ劇場で、四年間、投光スタッフとして働いていた。

    ストリップとは、女性の踊り子さんが音楽に合わせて衣装を脱ぎ、最後には裸になって踊る、昭和から続く大衆芸能である。

    そして〝投光〟とは、業界用語で照明を指す言葉だが、実際には、音響操作や場内アナウンス、受付のもぎり、楽屋の掃除など、裏方業務のほとんどを担っていた。


    劇場で過ごした日々は、大きなトラブルや特別な出来事に満ちていたわけではない。むしろ、何気ないエピソードのほうが鮮明に思い出される。

    淡々と、粛々と、当たり前に鼓動を続ける劇場で勤務した四年間は、私の人生を豊かなものへと変えていった。


    裸の女性にスポットライトを当てる、ストリップ劇場。

    ここに綴るのは、そんな特別な場所で積み重ねられた、私にとっての日常の記録である。

    (本文より抜粋)


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