【目次】
写真 「連綿たるマテリアル」
→日常生活で用いられる「素材」を繋ぎ合わせることで新たな視覚可能性を追求した写真3葉。
合作〈いとあそび〉
短歌+小説「灯りと祈り」
→短歌:「寒空を穿つひとつの点であり 誰かと網を織れますように」
小説:「天網恢恢疎にして漏らさず、という言葉が頭によぎった時にはもう手遅れだ」
短歌から薫るイメージや言葉を拾い上げ、全く異なる解釈で創作された小説。語られる「きみ」の罪と、最後に訪れる破局とは。二人称小説の可能性に挑んだ意欲作。
コラム 「つみきネマ」
→「特徴はひとりでに繋がりを持ち、彼らの名前からは作家性が匂い立つものである」
映画監督の名前から嗅ぎ取ったイメージを自由に描写し、音声とイメージのミクスチャーに挑んだ抒情詩的コラム。
〈監督名〉
エッセイ 「片付けの途中に読まれたい文章」
→「未来の自分がいつか振り返ったとき、この文章を書いたことを嬉しく思いたい」
小・中学生時代の卒業文集を二次創作するようにして書かれたエッセイ。社会人にとっての「卒業」とは何かを考えさせられる一篇。
短歌 「ミクロの海で ―「アンメット ある外科医の日記」より―」
→「鉛筆は眠りを知らぬ流星で知らない道をまっすぐ行けた」
ドラマ「アンメット」にインスパイアされて作られた短歌14首。
エッセイ 「キャップストーンはまだ置けない」
→「私たちは繋がり、影響を与え合っている」
「自己の傷を知る、それを受け入れ、許す」ことをテーマとして書かれた、強さの内に優しさが秘められたエッセイ。
エッセイ 「遺伝する」
→「私たちのかつての居場所が今でも同じように現役生たちのかけがえのない居場所になっている」
サークルの後輩との交わりをきっかけに、未だ見ぬ誰かとの見えない繋がりについて想いを巡らせたエッセイ。