天邪鬼の海
- つ-75〜76 (小説|短編・掌編・ショートショート)
- あまのじゃくのうみ
- 柴野日向
- 書籍|文庫判(A6)
- 70ページ
- 300円
- 柴野日向による短編集。
ホラー、ローファンタジー、青春の3編です。
1.幸せ犬
「鬼ごっこをしよう」。
人の言葉を喋る幸せ犬は、出会った者に幸福をもたらすという。子どもたちは、放課後の学校に現れる幸せ犬の正体を探ろうとするが、どうやら相手は一匹だけではないようで……。
2.庭の池には人魚がいる
仕事を辞めた航は、亡くなった祖父から一軒の家を受け継いだ。田舎の家の庭には大きな池があり、そこには生前の祖父と仲良くしていた人魚が住んでいた。航はマナという人魚と生活することになる。
3. 天邪鬼の海
君は嘘つきだった。なんていうか、天邪鬼だったーー。
雨の日にいい天気だと言って、満腹だと言いながらご飯を食べる、君はひねくれた変な奴だった。誰よりもおかしくて、悲しくて、優しくて。天邪鬼になってしまった君は、私の大切な人だった。
