ある刑事の冒険談
- こ-53〜54 (評論・研究|ミステリー)
- あるけいじのぼうけんだん
- ウォーターズ
- 書籍|新書判
- 2,100円
- 2023/9/10(日)発行
- 本書は、Recollections of A Detective Police-Officer Second Series の全訳である。 ヒラヤマ探偵文庫既刊の『ある刑事の回想録』の続刊として、一八五九 年にロンドンのW.Kent社版から出版された。 一部では、シャーロック・ホームズ・シリーズが、初めての同一主人公 の連載読み切り短編探偵小説シリーズであり、そのおかげで人気を博すよ うになったとも言われているが、実際にはこのシリーズのように、すでに 連載読み切り短編という形式は存在していた。しかもチェンバース・エジ ンバラ・ジャーナルはコナン・ドイルの生まれ故郷エジンバラで発行され ていた雑誌なのだから、彼が子供の頃に手に取っていた可能性もある。 (もちろんコナン・ドイルは一八五九年生まれなので、もし読めたとして も古雑誌だったかもしれないが)。ただ毎月毎号掲載されたわけではな い。もっともそれくらいしかホームズ・シリーズとの差はない。われわれ が知らないだけであって、歴史は黙って繰り返されているのではないだろ うか。
