「如風伝」薫風の出会う空
- ぬ-03 (小説|ファンタジー・幻想文学)
- じょふうでん くんぷうのであうそら
- 稲瀬
- 書籍|文庫判(A6)
- 198ページ
- 800円
- https://can-low.com
- 2023/9/10(日)発行
架空大河小説シリーズ幕間の一冊
中華風架空異世界「四方大陸」を舞台にした長編歴史小説
ときは昔。東方大陸は長きにわたり青東国が統治を続けていた。
神龍の加護を得た皇族の末席に名を連ねた子公——いずれ西白国で文輝の副官になる青年の絶望と失望の胸の内を知るものは誰もいない。
官吏による腐敗政治をきわめ、民は苦しみ続けている。
諸悪の根源は奸臣を統率出来ない子公自身だということを直視出来ず、ずるずると七年も摂政の座にあった。
あるとき、子公は身を切る覚悟で王宮から逃げ出す。
子公にとって理想的な「救国の徒」を探し出すのだ、と言い訳をしながら青東国の中を平民の目線で旅した。
伝え聞いていたより残酷な現実に失望しながらも答えを探そうとする子公だったが、遅きに失した。
思惑に流されて、情に流されて、それでもまだ抱ける希望とは――?
「如風伝」一巻最終章に繋がるまでの子公の旅路のお話。
