〈わたしたちはこういう無駄をたくさんしている。おかしなことを真剣に試してみたり、その日の喜びの分だけ石を積んだり、風になる想定をしたり。無駄だけど無駄じゃないこと。音楽もそうだ。わたしたちは不安な光というバンドを生業にしているのだけれど、音楽なんてなくてもみんな生きていけることを知っている。それでも音楽をしているのは、たとえば苺ミルクを想像して泣きそうになっている人がほかにもきっといると思うからだ。おやすみや、ありがとうを、みんなに言って回りたいからだ。生まれたことに意味はなくても、あなたがあなたであることに意味はあると、伝えたいからだ。〉
不安な光を灯して生きていくわたしたちの話
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