こちらのアイテムは2025/9/14(日)開催・文学フリマ大阪13にて入手できます。
くわしくは文学フリマ大阪13公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

薄墨桜が染まるまで

  • か-22 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • うすずみさくらがそまるまで
  • 茉莉花しろ
  • 120ページ
  • 500円
  • < 桜の異形頭である神様 × 天涯孤独の女の子 >のお話。

    とある田舎の村では、数十年に一度だけ、『お嫁さん』と称した生贄を差し出されていた。
    しかし、平成へと年号が変わる時が来た村に大きな市との合併の話が持ち上がった。
    まだこの時代に神様へ生贄を捧げると知られたら合併の話がなくなると思った村長は、天涯孤独の桃(もも)にお嫁に行って神様を殺すことを命じた。

    人間としての権利を奪われていた桃は、ここで神様を殺せば村の一員として認められると信じてお嫁に行くことになる。人に怯え、人に愛されず、ひとり孤独で生きてきた彼女は、神様に出会って優しさを知り始める。

    <登場人物>
    薄墨桜の異形頭:ウスズミ様
    数千年生きていると言われている桜の異形頭の神様。桃のいる村を守っており、初めてお嫁さんをもらった日からずっと村の繁栄と五穀豊穣を約束している。肘あたりまで木の根っこが伸びている。

    天涯孤独の女の子:桃(もも)
    親がすでに亡くなっており遠い親戚の家に引き取られた。『家の人』は引き取ってくれた人たちのこと。毎日休むことなく働かされ、家畜と変わらない扱いをされてきた。ウスズミ様のお嫁さんになったのは、身内がいない都合のいい子だから。嫁に行った時は16歳だった。気が弱く、いつも俯きがちだったが、ウスズミ様に出会って変わっていく。

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