はやいもので、私たちライティング愛好会の活動も四年目を迎えました。メンバーの作品を集めた『めくるめくる』も、これが第四号の発行となります。
数年にわたって活動を続けるあいだ、私たちにはさまざまな変化がありました。メンバーの私生活の変化にともない、会の活動は月に一度から数か月に一の回に。就職や転居などの事情から、集まりに顔を出せなくなってしまったメンバーもいます。活動の拠点だった古民家を訪れる機会は少なくなり、オンラインで会合をおこなうことが多くなりました。会のかたちはゆるやかに変わり続けていきますが、書くことを通じて表現したいという思いと、その思いを共有する仲間の存在は変わることがありません。
『めくるめくる』第四号では、特集として「悪」にまつわる作品と、その他多種多様なテーマに対して、メンバーが思い思いに綴った作品を集めました。会の打ち解けた雰囲気のなかで、楽しんで書き、読んだ作品たちです。
どうかお楽しみいただけますように。
めくるめくる第四号 目次 [特集 悪――わたしと世界に向き合う] 新幹線よ、開通するな〈小説〉 贖罪〈小説〉 悪の足跡〈エッセイ〉 啄木鳥といっしょ〈短歌〉 独裁者と檸檬〈短歌〉 花牧の雨〈小説〉 惡の萌芽〈小説〉 幻〈詩〉 [個人作品] (by いとせ) 夢日記──草稿〈掌編〉 鍋にまつわるエトセトラ〈エッセイ〉 卒業〈掌編〉 (by 大月千夜) In praise of floating weeds〈詩〉 Dissolved voices in the ocean〈詩〉 備忘録〈詩〉 一年──Ett år──〈日記〉 アザラシについて考え中〈エッセイ〉 (by 櫂子) 千枚目のはなびら〈小説〉 忘れ去られる物語〈短歌〉 海の底になにかいる〈エッセイ〉 はるがやってくる〈詩〉 (by きのめ) お鍋のいらない世界〈エッセイ〉 おじいちゃんとカニ〈エッセイ〉 ミーコのうた〈詩〉 (by 冗衣) 春〈詩〉 メモ 2024-2025 海〈詩〉 (by 魔女) 羽化する蛙〈小説〉 コンサバティブなカトリック教会ではエキサイティングな結婚式を!〈小説〉 不完全なエメラルドグリーンで描かれた人体模型〈小説〉 (by うさこ) 忘れるあるある〈イラスト〉 4コマ劇場〈漫画〉