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舌足る廻転の下降調

  • ア-07 (小説|純文学)
  • したたるかいてんのかでんつぁ
  • 遠藤ヒツジ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 90ページ
  • 300円
  • 2016/10/8(土)発行
  • 遠藤ヒツジ、最新ゼロ年代ポストロック的悪夢小説。
     10年前、大学一年生の冬に書いた小説の骨子を転用して、まったく別次元へ連れていく不条理文学。
     (10年前の小説も併載)

     「舌足る廻転の下降調」
     街に戻ると、季節が反転し、夏が冬になってしまった。
     夏を取り戻すために、幼女から吐き出された胎児と青年が往く街中彷徨譚。
     優しい悪夢の未成家族小説。
     「どんな形でもいい。また三人が出会えたら、それが死にゆくものの真実の幸いだよ――」

     「廻る町で死ぬまで踊れ」
     突如、冬に来られてしまった青年は、片思い駅に行って暴走特急で冬を送り返す方法を聞く。
     冬を探す内に、自身の名前を喪失していることにも気づき、青年が導かれた先には――。
     粗忽疾走センチメンタル小説。
     「ぼくは一人、白くて熱い息を吐き出す。胸がもぞもぞとこそばゆくて、熱い。ぼくも一回転半して片思い駅から吐きだされた」

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